銀座ファースト法律事務所所長のつぶやき

弁護士田中清のブログ。最近気になることや、趣味のことなど雑記。

出生その2ー村の歴史と祭

私の村に人が住み着いたのは、684年、天武天皇の時代と村の記録にある。
そして、711年に、村の中心に八坂神社が祀られた。711年というと、平城京が開かれたのが710年であるから、その次の年である。今年は、2012年だから1301年目に当たる訳である。
八坂神社は、ヤマタノ大蛇を退治したというスサノオノミコト(素戔嗚尊)を祭神とし、毎年4月第1日曜日に、村祭が行われる。この祭は、村独特のもので、大阪三大奇祭の一つとも言われている。
稲わらで、直径30cm、長さ20mほどの大縄を編み、それを大蛇に見立て、杉の大木に巻き付け、それを村の若い衆が神輿としてかつぎ、神社に奉納する。奉納の際、大蛇の頭を松の木に掛け、その下に的を付ける。それを村の跡継ぎの長男2人が弓で射るのである。弓取式が終わった後、稲わらの大蛇は、神社の裏の竹藪に捨てられ、竹藪の肥やしになる。

村は、高槻駅から6㎞ほど離れている。私が子供のころは、バスが唯一の交通機関で、1時間に3本ほどの便があった。父の時代は、交通機関がなく、歩いて高槻駅まで通っていたと聞いている。