銀座ファースト法律事務所所長のつぶやき

弁護士田中清のブログ。最近気になることや、趣味のことなど雑記。

中生代と恐竜など

 中生代は、今から約2億5000万年前から6600万年前までのころを意味し、三畳紀ジュラ紀白亜紀のころを意味します。

中生代の始め、地球上は、パンゲア大陸という1つの大きな大陸だったそうで、その大陸が、ユーラシア、南北アメリカ、アフリカ等に分かれたそうです。


その大陸移動と、それに伴う火山活動によって、大量の二酸化炭素炭酸ガス)の放出があり、その温室効果により、現在の平均気温に比較すると、中生代は、約10度平均気温が高かったそうです。そのために北極及び南極の氷はすべて溶けて、海水面は最も低いときより200mも高くなっていたということです。


中生代の海中の生き物の代表は、アンモナイト等の巻貝で、暖かい海に沢山住んでいたということです。ヒマラヤ山脈の山上からアンモナイトの化石が多く発見されたことは実際にテレビの映像で見たことがあります。

パンゲア大陸から分かれたアフリカ大陸から、さらにインド亜大陸が分かれ、そのインド亜大陸ユーラシア大陸とぶつかり、当時海だったインド亜大陸ユーラシア大陸の間にあった海水面を押し上げ、8000mを超える山々ができました。そして、その山々から海で育ったアンモナイトが発見されるのは当然のことなのです。


中生代三畳紀には、海中に居たは虫類が陸上に上がり、その一部は二足歩行するように進化し、恐竜の時代を迎えるのです。

そして、様々な進化を遂げた陸上・海中生物も、古生代の終焉のときと同じように、巨大な隕石が落下したことによって、終焉を迎えるのです。

その落下した隕石は、直径10キロメートル、落下した穴の直径は、180キロメートルであり、その痕跡は、メキシコの東南部のユカタン半島に残っております。隕石の衝突による塵やガスが空に舞い上り、太陽の光を何年も遮ったため、地球は寒冷化し、そのために、繁栄を謳歌していた陸上・海中生物は、すべて絶滅したのです。


火山の大爆発によって、日照に影響した例は、江戸時代中期の1782年(天明2年)から1788年(天明8年)にかけて発生した天明の大飢饉があります。天明3年3月12日(1783年4月13日)には岩木山が、7月6日(8月3日)には浅間山が噴火し、各地に火山灰を降らせました。これの火山灰が太陽の光を何年も遮ったため、地球が寒冷化し、大飢饉を起こしたことが知られております。

 

古生代の終わりにも巨大隕石の落下によって生物の大量絶滅があったということです。

こうしてみると火山の噴火も隕石の激突もいつ被災するか予測がつきません。特に巨大隕石の落下は予測もつきませんし、その影響や被害も莫大です。


しかし、そのような巨大隕石の落下は、5億年に1回(古生代)か、2億5000万年に1回(中生代)ですので、そんなことを今から心配しても、仕方がないこととして、諦めるしかありません。

仮に、そのようなことが起これば、世界中の学者や政治家たちが頑張って救済してくれることでしょう。



弁護士法人銀座ファースト法律事務所 弁護士 田中 清