銀座ファースト法律事務所所長のつぶやき

弁護士田中清のブログ。最近気になることや、趣味のことなど雑記。

小学校低学年その9 地球の歴史と恐竜

 小学校3年生のとき、家に、地球の歴史の本が1冊、恐竜の本が1冊あった。
 1冊には、地球の誕生の歴史が書かれていた。その最初の方に太平洋から大きなボールのようなものが離れ、月になったことがリアルに書かれていた。月の誕生がこのようなものだったかということが衝撃で、今でもその絵が鮮明に浮かんできて、忘れることができない。実際は、月の誕生には諸説があり、地球から分かれたのではなく、独自にできたというのが通説のようだが、私は、長い間、地球・月分離説を正しいと思っていた。
 さらに地球が冷え、海ができ、海藻や三葉虫アンモナイトができたこと、シダ類ができたこと、古生代中生代新生代があり、古生代にはカンブリア紀オルドビス紀シルル紀があり、中生代には、三畳紀ジュラ紀白亜紀があったこと、中生代にいろいろな恐竜が繁栄したことなどは、このときの記憶である。新生代は興味がなかったので、ほとんど記憶がない。
 もう1冊の恐竜の本には、恐竜の絵と名前があり、その恐竜の大きさ、食べ物はどのようなもので、どのような生活をしていたかが詳しく記載されていた。
ブロントザウルス、トリケラトプス、ステゴザウルス、チラノサウルスなどの恐竜の名前と形は、このときに覚えたものである。
 今は亡き恐竜が、この世の中で生きていたこと、それがすべて滅んでしまったことが実に不思議だった。
 本の最後の20頁くらいに、は虫類の4種類が記載されていた。ヘビ、トカゲ、カメ、ワニの4種類である。これ以降、理科や生物で、は虫類のことを学んだが、は虫類には、ヘビ、トカゲ、カメ、ワニの4種類しかないことは、このときの記憶が鮮明だったので、間違えたことはない。そして、ヘビ、トカゲ、カメ、ワニの仲間が恐竜だということも忘れられないことである。
しかし、現実のヘビ、トカゲ、カメ、ワニは、余り好きにはなれなかった。特に、ヘビには恐怖心があり、今だに嫌いである。
 私は、毎日のように、地球の歴史の本と恐竜の本を読んでいた。そして、もっと詳しい恐竜の本が読みたいと思い、もっと難しい本を買ってもらったが、余りにも難しすぎて、1週間もすると、飽きてしまった。