銀座ファースト法律事務所所長のつぶやき

弁護士田中清のブログ。最近気になることや、趣味のことなど雑記。

大学その7 遊び人グループなど

 大学の夏休みは、7月10日から9月10日までである。
 大学の1学期では、クラスの友人、空手道部の友人、南陽院の友人ができたが、一番親しく騒いだのは、クラスの友人であろう。
 クラスを引っ張っていたのは、SやYなどの1浪組約10人(以下「遊び人グループ」という。)であり、私は、後ろから付いて行ったという感じだった。
 夏休みが明日から始まるという昭和40年7月9日の日に、クラスコンパがあり、その後、一升瓶2本を持って、7〜8人で吉田山に登った。吉田山は、京都大学の裏にある低い山で、20分も歩けば頂上に行ける。頂上に着くと、京都の街並みが一望でき、それは、素晴らしい景色である。大学4年間で、何回登っただろう。おそらく50回は超えているかもしれない。今は、木が大きくなって街並みを見渡すことが困難になったが、当時は、木が小さく、本当に街並みが良く見えた。
 山の頂上に大きな松の木があり、その下に、「くれない萌ゆる 丘の花」の詩碑がある。これは、いうまでもなく三高寮歌の歌い出し部分である。
 紙コップに日本酒を注ぎ、乾杯し、その後三高寮歌などを放歌高吟した。折しも降り出した雨に濡れながら2時間ほど歌ったのが、懐かしい青春の思い出となっている。
 その後、Yの下宿に行き、三次会をし、その後、四次会をし、最後は酔いつぶれて、どこかの下宿に泊めてもらったと思う。

 南陽院では、秋山という理学部の同学年生と親しくなり、夜遅くまでいろいろなことを話し合った。
  弁護士 田中 清