銀座ファースト法律事務所所長のつぶやき

弁護士田中清のブログ。最近気になることや、趣味のことなど雑記。

小学校低学年その2 怪我その1

小学校1年生のある日のこと、Y君と私が学校から帰るとき、Y君が「目をつぶって歩いて」というので、私が目をつぶって歩くと、Y君も目をつぶってしまったらしい。
私とY君は、道から1.5メートルくらいの下の畦道に転げ落ちてしまった。丁度そこに小さな岩があって頭を打ち、頭から血が噴き出してきた。痛みは感じなかったが、「大変なことになった」という驚きで、泣きながら自宅に帰って来た。父母は、野良仕事に出ているので家には誰も居ない。父母が居ると思う心当たりの田んぼを回ったが、父母は見当たらなかった。兄も姉も学校に行っているので、家に戻り、自分一人で父母の帰りを待った。
母が帰って来たときには、既に血は止まっていたし、余り痛みも感じなかった。母は、薬箱からオキシフルを出して頭を消毒し、赤チンを塗ってくれた。治療は、それだけである。
村には、医者が居ない。だから余程のことでもない限り、医者に行かずに、置き薬や、オキシフルと赤チンで治す。