銀座ファースト法律事務所所長のつぶやき

弁護士田中清のブログ。最近気になることや、趣味のことなど雑記。

高校その3 クラブ活動

 高校では、読書研究部に入った。1年先輩の晶子先輩(2年生)が「読書研究部と言っても読書ばかりをするクラブではありません。皆で遊び、悩みを話し合うようなクラブです。そして、文化部で唯一合宿があるのが、このクラブです。」と説明した。とても綺麗で、魅力的な先輩だったし、内容も面白そうだったので、つい入る気になってしまった。読書研究部は、「ドッケン」と呼び、正式なクラブではなく、同好会であり、学校からのクラブ費の支給はなかった。しかし、市川めぐみ先生という顧問の女性の先生が居た。部員は、男性7名、女性20名くらいであった。
 図書室を利用することが多かったので、友達と2人で、ふらっと図書部にも入った。ここでも男女合わせて20名くらいだったと記憶する。
 このころ、私は、俳句に夢中だった。そして、詩、短歌、作文などが好きだったので、文芸部にも入った。文芸部は、男女合わせて15名くらいだったと記憶する。
こうして、私は、読書研究部、図書部、文芸部という3つの文化クラブに所属することになった。
 茨木高校は、進学校であったので、1年生の10月には2年生の部長が引退し、1年生に部長を引き継ぐという慣例であった。
 まず、私は、読書研究部の部長に選出された。私は、熱心に例会に出ていたので、これは仕方がないと思った。
 図書部では、図書館の事務の40歳くらいの女性が、Aに「あんた、部長になりなさい」と言い、それをAが断ると、Bに「じゃあ、あんた部長になりなさい」と言って、Bにも断られていた。私が、そのような場面に出くわしたところ、「あぁ、田中君、いいところに来た。あんたが部長になりなさい」と言われた。
 私は、「僕は、既に、ドッケンの部長になりましたので、部長はできませんが、そんな形で部長を選出するというのはやりすぎだと思います。生徒が自主的に投票して選出すべきではないですか」と抗議した。
 その後の図書部のクラブ会議で、経緯を述べ、部長選出投票をすることになった。その結果、私が部長に選出されてしまった。断りたかったが、自主的部長選出投票を提案したのは、私だったので、しぶしぶ引き受けることになった。
 こうして、私は、読書研究部及び図書部の各部長を兼職することになった。
弁護士 田中 清(銀座ファースト法律事務所)