銀座ファースト法律事務所所長のつぶやき

弁護士田中清のブログ。最近気になることや、趣味のことなど雑記。

映画「絶唱」を見て その1

私が絶唱の歌を聞いたのは、1966年ころだったと思います。
歌手は舟木一夫ですが、非常に悲しい歌だったということの記憶があります。

 

愛おしい 山鳩は
山超えて どこの空
名さえ悲しい 淡雪の娘よ
なぜ死んだ ああ小雪

結ばれて 引き裂かれ
七年(ななとせ)を 西東
いのち短く 待つ日は永く
泣きぬれた ああ小雪

山番の 山小屋に
春が来る 花が咲く
着せて空しい
花嫁衣裳
とこしえの ああ小雪

なぜ死んだ ああ小雪

 

映画を見ると、この歌詞のとおりだったと思います。大江賢次原作の「絶唱」を読んで、「西条八十」が作詞されたので、原作どおりなのは、当たり前のことですね。


京都大学法律相談部で、舟木一夫の歌が大好きな山下先輩が居て、コンパの度ごとに舟木一夫の歌を歌っていらっしゃいました。これは、1967年の追い出しコンパのときに、私より2年先輩の山下先輩が、正に絶唱されたのです。高音がかすれて、声が出ないままに絶唱されたので、歌詞は悲しいのに大爆笑した思い出があります。


映画「絶唱」1975年に公開されたそうですので、絶唱の歌の流行よりも10年くらい遅れて映画化されたようですね。

 

銀座ファースト法律事務所 弁護士 田中 清