銀座ファースト法律事務所所長のつぶやき

弁護士田中清のブログ。最近気になることや、趣味のことなど雑記。

高校23 卒業文集委員長

卒業予定の400人で、卒業文集を作ることが決まった。そのための予算も学校からいただいたように記憶する。各クラス2人ずつ文集委員を選ぶことになったが、受験を控えているので、誰も立候補する者は居ない。
そこで、選挙をすることになったが、応援団に引き続いて、又もや文集委員に選出されてしまった。表向きは、読書研究部及び図書部の各部長をやり、文芸部にも所属していたので、「やっぱり清さんしかいないよ」などと煽てられた結果である。その後、10クラス20人の文集委員の全体会議を開き、文集の名前、どのような構成にし、どのような形で原稿を集めるのか等を協議した。そして、最後に卒業文集委員長を選挙で選ぶことになったが、卒業文集委員長には私が、副委員長には恵子が選ばれる結果になってしまった。
 何回かの会議の末、文集の名前は「晨鶏」に決まり、12月末までに原稿を集め、各クラスごとに原稿を載せていく、各クラスの原稿集めと各クラスの原稿の順番などは各クラスごとの文集委員に任せることになった。
 問題は、300頁にも及ぶ文集を限られた予算で扱ってくれる出版社があるかどうかである。先生にも相談し、2〜3候補出版社を選び、文集委員長になった私と、副委員長になった恵子の2人で大阪市内のとある出版社に行き、条件を詰めた。「こんな予算では、組めないよ」と最初に言われたが、私たちが茨木高校生であることや、私や恵子の風貌を見て信頼してくれたのか最後には引き受けてくれた。
 納期は、卒業式の10日前。大学入試前の貴重な時間を割いたが、立派な記念すべき文集「晨鶏」が出来上がったときは、やはり嬉しかった。
弁護士 田中 清(弁護士法人銀座ファースト法律事務所)